もし、きみたちがしんじゃったらわるい子は「じごく」というところにいくってお話したよね。ではいい子はどこへいくのかな?それはね、「どこかしらないところにいく」んじゃなくて「はじめにいたところにかえる」んだよ。

 きみたちはお母さんからうまれたでしょ。お父さんから生まれた子はいないよね。じゃあお母さんのおなかの中にいるまえはどこにいたとおもう?それはね、みんなみんな仏さまの国にいたんだよ。しぬとまたそこにかえっていくってわけ。
 みんなはまい日おうちから「ようちえん」や「がっこう」にいってきますってでかけるよね。そしてただいまってまたおうちにかえるでしょ。

 
 それとおんなじでね、にんげんのほんとうのおうちはね、仏さまの国でそこから「いってきまーす」って言ってこのせかいにやってきたんだよ。そしてこのせかいであそんだり、おべんきょうしてるんだ。そしてまた「ただいまー」ってかえっていくんだよ。
 もし、「ようちえん」や「がっこう」でいたずらして先生におこられたり、友だちとケンカしたりしたらおうちに元気よくかえれないよね。
 まだみんなががっこうでべんきょうしているのに自分だけかってにとちゅうでかえったりするのもいけないよね。
「おまえなんて早くいえにかえれ!」なんていったり、むりやりかえしたりしちゃぜったいダメだ。きみがあとでこまることになるんだよ。わかるよね。

 生きているあいだにまい日元気よくあそんで、べんきょうしたり、お手つだいしたりできたら、元気よく「ただいまー」って仏さまのおうちにかえれるよね。
 そこには夏目雅子とかみんなが会ったことないような昔むかしのみんなのごせんぞさまがいるんだよ。その人たちに会ったら、ボクは生きてるあいだにこんなにいい子だったよってお話してあげようね。きっと「ちゃんとみていたからしっているよ。えらかったね。」ってわらってほめてくれるとおもうよ。
 
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