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早朝の高野山奥の院へ向かう参道。
入り口の一の橋から御廟までの約2キロの
参道の両側には大師の側で眠ることを願った
大名の墓、著有名人の墓が立並びます。
其の数は30万とも40万基とも云われて
おり、とにかくすごい数です。
いやはや、圧倒されます。 |
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大師は「入定(にゅうじょう)」といって、深い
瞑想状態に入っているとされています。
一日に二回、生身供(しょうじんく)と呼ばれる
お食事がお大師さまに、毎日欠かさず運ばれ
ております。
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標識にお寺の屋根っぽい笠があるのが分かる
でしょうか。 |
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この日は釈迦文院というお寺に泊まりました。
二枚上の写真で先頭を歩いているのが
ここのご住職です。 |
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根来寺にも行きました。
真言宗を大きく古義、新義と二つに分ける
分け方があります。私の所属する真言宗豊山派、
そして兄弟格の真言宗智山派は、新義と呼ばれ、
この根来寺を大本とするのです。
中央の大伝法院はいわゆる丈六仏(4.8b)の
大日如来がご本尊様で、間近で拝むことが出来
ます。
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国宝の根本大塔です。
豊臣秀吉の根来焼き討ち時についた火縄銃の
弾の後などが残ります。
でも、みんなが指を入れてぐりぐりしちゃうので
実際よりかなり大きくなってしまっているかも知れ
ません^^; |
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最後に室生寺です。この鎧坂と呼ばれる石段は
絶好のシャッターポイントです。4〜5月には両側
にシャクナゲが咲きそろい、それはそれは見事
です。
ここのお寺は国宝や重文の仏様がたくさんいらっ
しゃいますが、全て単なる美術品でなく、信仰の
対象として大切にお祀りされています。 |
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有名な屋外最小といわれる五重塔です。
この塔に代表される様に、境内全てがコンパクト
に品良く整えられた印象をうけます。 |