titibu
H15.11.14
仏教青年会という青年僧侶の会で秩父三十四観音札所参り
をしました。


秩父にはこのような「猿ぼぼ」のような天蓋が厄除け
祈願の為にたくさん奉納されています。
カラフルな端切れで作られています。
十二番野坂寺にて
金属製の撫で仏がなぜか温かいのです。
不思議に思ってよくよく見回すと
な、なんと後ろから電気コードが伸びているのを激写。
とてもよく整備された境内で、住職の人柄が偲ばれます。
二十五番久昌寺は御手判寺とも呼ばれ、閻魔様の
石の手判があり、判刷りを頒布していただける。
私は地獄に行くはずがない品行方正な人物だが、
念には念を入れこっそり購入。
お寺を守るのはたくさんのにゃんこ達と一人暮らしの
妙齢のご婦人。
噂通り大変きれいな方でした。

←写真をクリックすると大きくなります。
三十一番観音院。
右手に見える崖の上には西の奥の院と呼ばれる行場
があります。鎖を伝って昇っていく大変危険な場所です。
数年前に高校生が一人落ちたそうです。
我々は法衣姿だったので「へーっ」と見上げるだけでした。
ああ、それなのにそれなのに、、、。
よいこは決して真似をしてはいけません。
一人ずつ慎重に登ります。
〜上から見下ろした図〜
西の奥の院から本堂の屋根を見下ろす。
もちろん手すり等は一切無く、たいへん危険です。
崖はもろい砂岩で出来ており、弘法大師が爪で掘った
といわれる磨崖仏(まがいぶつ)が至る所に(一説には
十万八千体)いらっしゃいます。
三十二番法性寺奥の院
やっぱり危険なのでよいこは決して真似をしては
いけません。この馬の背の両側はご想像通り崖に
なってます。まるで岩で出来た船の様な地形で
岩船山の山号がつけられています。
私が写真を撮った背中側は最近、崩れたそうです。
ねっ、危ないでしょ。
三十二番

山頂には大日様が安置されていました。尼さんが担いで
上がったものだそうです。
オンアビラウンキャンバザラダドバン
絶景でした。
ここも当然鎖を握ってよじ登っていきます。
三十二番

こんな素敵なお顔の観音様が。
トンネル掘削中に山中より掘り出された仏様だそうです。
やさしい微笑みに包まれると今までぶーぶー言っていた
自分に深く反省させられます。
“登る”んじゃない、“登らせていただく”んですよね。
三十四番水潜寺
寺号の由来となった水潜りの洞窟。
写真が暗くて分かりづらいですが、青年僧侶達が
今、まさに洞窟に入ろうとしているところです。
ホントに狭いです。途中で岩に挟まりにっちもさっち
も行かなくなり、ある意味一番怖い思いをしました。

i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i
i