概要
日時:毎月10日 午後2時から (入室は13:30より)
場所:真言宗豊山派 円東寺(流山市市野谷) 広間
会費:300円(道具完備・予約不要・手ぶらでお越しください)
例え大嵐でも、サッカー日本代表の試合があろうとも、住職が風邪をひいて寝込んでいても、曜日を問わず毎月必ず開催いたします。お住まい、年齢を問わず参加はご自由です
写すものは『般若心経(はんにゃしんぎょう)』というお経で、お手本の上をゆっくりなぞると、慣れるまでは1時間以上かかります(早い方で40分、ゆっくりな方だと2時間近く)。
なお、字の練習では無く、日常の喧噪を離れ心を落ち着かせることを目的とした会ですので、ごくごく気楽なすっぴんの気持ちでお越しください
まれに、机が足りずに参加をお断りすることがございます。その時は、お詫びとして「予約できるよ券」をお渡ししますので、次回、その券で、席のご予約を取ることができます。大変申し訳ございませんが、それ以外の方の予約は受け付けておりません
つどいの流れ
1,お寺に着いたらまず本堂の前でご本尊さまに手を合わせましょう
2,本堂に向かって右の大玄関より広間へお上がりください。時間には鍵を開けておきますので呼び鈴を押す必要はございません
3,参加費は300円です。お盆に置いてください。お釣りの方はその分をお盆からお取りください
4,筆と硯、文鎮、墨(墨汁もございます)などをお取りください。墨の濃さを確かめるための試し書き紙がありますので適宜お使いください。写経のお手本は脇においても、写経用紙を上に置き、透けた文字をなぞっても、どちらでも結構です
5,席は自由です。正座する必要はございません。座卓用の背の低い椅子もございますのでご自由にお使いください
6,なるべく他の方の迷惑にならないように静かに写経されますことをお願い致します
7,書き終わりましたら、流しで道具を洗って元の場所に戻してください
8,お願い事(あるいは追善回向)を書いて納経をされる方は本堂へあがって、お納めください。納経のお賽銭はそれぞれのお気持ちで結構です
翌朝からのお勤めの際に住職が祈願、ご回向いたします
9,まだ書いている方がいる場合は、なるべく私語を慎んで読書などをおすすめします。本は廊下の「えんとうじ文庫」にたくさんありますのでご自由にどうぞ
10,8割程度の方が片づけ終わったところでお茶の時間です。さっきまでいなかったはずの住職が突然あらわれますが、あまり気にしないでください。クロースアップマジックという手品を始める場合が多いです。お茶の時間の話題は何でも構いませんが、人の陰口はやめましょう
11,4時過ぎを目安に、流れ解散となります。お疲れ様でした
参加者の方へ
はじめて参加の方へ
男の方も、女の方も、いつもよりちょっとだけかわいらしく、ちょっとだけさわやかに、「こんにちは」とご挨拶をお願い致します。そして、(しなを作りながら)「はじめてなんでよろしくお願い致します」と言いましょう
見た目が怖い人も無愛想な人も、実はみんな写経に興味をもって、つい先日恐る恐る扉を開けたお仲間です。この地球で人として生まれ、日本の、関東に住まい、写経なんていうものに興味を持つのですから気が合わないはずはありません。終了後のお茶の時間もぜひご参加ください
時間は早い人で40分くらい、ゆっくりな人だと2時間ほどかかる方もいらっしゃいます。競争ではないので、ご自分のペースで取り組まれてください
はじめてじゃない方へ
はじめての方に「よろしくお願いします」と言われたら、中座して、「こちらこそよろしく」とご挨拶してください。そして会の流れや紙の選び方などを甲斐甲斐しく教えて差し上げてください。
ここは修行の場ですから、例え、諸事情でもやもやした気持ちがあなたにあったとしても和顔愛語(わげんあいご)でその方に接してください。必ず相手から喜ばれます。ちょっとぶっきらぼうに見えても、緊張しているだけです。誰だってはじめての場所ではドキドキします。そして、「こちらこそ、よろしく」の言葉にホッと安心するのです
はじめての人は慣れていないので時間がかかるものです。かつて自分もそうだったことを思い出し、自分が終わったからといって大声で話をしたりしないようご配慮ください