大般若理趣分轉讀祈願法要


令和元年より大般若祈願法要は、『市の谷の市』前日(土曜日)の9時、10時、11時に行います




 大般若波羅蜜多経(大般若経)は六〇〇巻という巨大な巻数を誇るお経で、その心髄をあらわしているのが五百七十八巻目の理趣分と呼ばれる巻です。詳しくは『大般若波羅蜜多経巻第五百七十八第十会般若理趣分』といい真言宗において最も大切にしているお経であります。

 轉讀(転読・てんどく)とはかつて、巻物であった経文を畳の上を転がし広げることによって読誦したと見なす唱え方でした。


 現在はこれをあたかもアコーディオンのように広げ、大音声でとなえ奉ります。この時、経本によっておこる風は般若梵風(はんにゃのぼんぷう)といわれこれを受けると一年間、無病息災を得られるとされます。有名寺院の大法要では広大な本堂の最前列に座った極一部の篤信者のみが受けられる大変貴重で有り難いものです。


 当円東寺では真言密教の法灯を受け継ぐべくこの法要を年末の恒例として修することを発願いたしました。なお、般若梵風を全ての祈願主に間近で受けてもらえるよう本堂にお上がりいただいて轉讀を致します。祈願を申し込まれる方もしくは代理の方は、ぜひ当日お寺に直接お越しください。

 法要にお見えいただいた方には、大変おめでたい切り絵である吉祥宝来(きっしょうほうらい)も一緒にお授け致します。玄関や床の間の上にお貼りください。
令和元年
12月14日(土)
1回目    9時〜 
2回目    10時〜 
3回目    11時〜 

上記のお好きな時間を、あらかじめお選びいただき、下記の【申し込みフォーム】から、お申し込みください
本堂にお上がりいただいた方はお経本による身体加持(お経の功徳が詰まった風を受け、両肩と背中をお経本で直にお祓いします)を直にお受けいただきます。

法要は30分ほどです。簡単なお話の後、御札と記念品をお渡しします。

◆御札のお申し込みはこちらから
【申し込みフォーム】

※お授けする御札の大きさは一尺、形は剣形で一般的なお護摩などの木札と全く同じです。
お仏壇や玄関、床の間、鴨居などにお祀りください。

また当日、受付にて御守り(500円)の頒布もございます。

 

※諸事情により願意の詳細な読み上げを希望しない方はその旨を申込時にお書き添えください。
願意を心願成就(心に願うところが叶いますようにの意)と読み替えます。


御札の代金はなるべくお釣りの無いようにして当日受付にてお納めください。
当日お越しになれない場合は御札と御守りは後日郵送致します。

なお、「御守りのみの方」への郵送はできませんので、ご注意ください。

郵便振替口座 00240-4-40620 圓東寺

 

御札・御守りの申込み等で分からないことが多々あろうかと存じます。
何かございましたら些細なことでもどうぞご遠慮なくお問い合わせください。

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