十三参り

 十三参りとは
   十三参り(じゅうさんまいり)とは知恵参り、知恵もらいともいわれ、旧暦の三月十三日(または新暦四月十三日)に、数え年十三歳に成った少年少女が元服を迎え大人と成ったことに感謝して、これから先の万物の福徳と英知を授かるために、虚空蔵菩薩様(こくうぞうぼさつさま)に参詣する行事です。お参りの後、うちに帰るまで振り返ってはいけないとされております。

円東寺では毎年4月13日にこの古式ゆかしいお参りをお受けいたしております。一生に一度の事ですのでぜひお参りください。
※本堂にあがったり、住職がお経をとなえるというものではなく、あくまでお子さんがお参りをするだけの行事です。

数え年13歳とは、初めての年男、年女に成る子どもの事で、小学校6年生と早生まれの中学1年生がこれにあたります。
 

 お詣り作法
1、 お寺には必ずご本人がきてください。普段着で結構ですがあまりだらしない恰好は慎んでください。
 
2、 本堂前に用紙と筆を用意しておきますので、そこにこれから自分が生涯大事にしていきたい漢字を一文字書いてください(例:真、誠、愛、心、友など)。用紙を納めたらお賽銭をあげて本堂正面の虚空蔵様の御影をお参りください。
 
3、 お参りがすんだら、境内を出るまで決して振り返らずに、自分が書いた漢字を思いながら歩きます。
 
 これでおしまいです。ここから先は振り返って構いません。車に気をつけて帰りましょう

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