盆DANCE

ぼんおどり雑話

 むかし、むかしのことじゃった。お盆(盂蘭盆:うらぼん)には、懐かしいご先祖さまや大切だったご家族がおうちに帰っていらっしゃる、その方々をご供養し、お見送りするために、8月15日の夜に、村の衆があつまって、灯りの下に集ったのじゃ。

 平安時代には空也上人とおっしゃるえらい坊さまが、念仏を称えながら、踊る、踊念仏というものを広め、これが盆踊りのはじまりとも言われておるのお

 その後、鎌倉時代には、芸能的要素も盛り込まれ、現代のような形になっていったようじゃ。旧暦で15日は満月。月の光で夜でも明るく、不思議なパワーもいただけたのじゃろう。

 やがて、江戸時代には庶民の娯楽となり、今でいう合コン、街コンみたいな地域交流、男女の出会いの場でもあったんじゃなあ。わしも婆さんとは盆踊りで、、、、

 おっとっと、閑話休題じゃ

 そんな盆踊りじゃが、戦後、我こそは「りべらる」だと吹聴する人たちが、「盆踊りは宗教行事ぢゃあないのくわ。税金や自治会費を使うぬはおかしゐ」と言いはじめ、一気に『納涼祭』という名前になり、気づいたら、今では「なんちゃらへすてぃばる」、ということになっていたんじゃ

 わしも婆さんも、このままでいいのか、祭りと踊りを、地域に取り戻させるのじゃ、と毎晩口角泡とばし、、、、

つづく


 円東寺では、流山のDJ集団『おとえん』の全面協力をいただき、古式ゆかしい盆踊りと、楽しいダンスを融合させた『おとえんとうじ盆DANCE』をスタートいたしました

 赤ちゃんから、ひいひいおじいちゃん、ひいひいおばあちゃんまで、きつねもたぬきも大歓迎。露店も出るよ!


おとえんとうじ盆DANCE

『おとえんとうじ盆DANCE』は皆さまからのご協賛とご奉仕で運営しております

 「盆踊り」は誰もが知っているであろう、夏の行事であります。太鼓の音と提灯の灯り、ソースの香り… 

 小さな頃、保護者公認で夜遊びした
 小学生のころ、同級生と会うと昼間と違う姿にドキッとした
 中学生のころ、先生に早く家に帰れよと怒られた…

 「盆踊り」、その言葉を耳にするだけで故郷を思い出し、鼻の奥がつんとなるような、懐かしい郷愁を覚える行事ではないでしょうか

 円東寺のある、流山市市野谷は盆踊りが無い地区でした。子どもたちがいくつになっても懐かしく思い出し、大人たちが、仕事や家事を離れ、笑い合えるような場所を作りたい、そのような思いでスタートしました

 この行事にお客さんはいません。みなさん一人ひとりが主役となり作りあげるものです。ぜひ、来年以降は、積極的に中の人となってご参加くだされば幸甚に存じます


盆DANCEの様子

【令和元年】

令和元年は、特別ゲストDJに珍盤亭娯楽師匠、流山市のゆるキャラ「ながれー」も遊びにきてくれました!

 

イベントプランナー:豊田将之  DJ:珍盤亭娯楽師匠/おとえん

Tシャツデザイン:三條栄子、くりはらまさこ、小久保明美、ノグチノブコ、わたべ仁美

協力:おおたかの森南一丁目自治会、市野谷自治会

スペシャルサンクス:プリュデコル、machimin、よつもとみちよ、かごや商店

協賛: 内藤葬祭店(三輪野山)、㈱石良(松戸市常盤平)、割烹『柳家』(市役所前)、柄自慢『ましや』(流山広小路)、御菓子司『藤屋』(江戸川台)、(有)野能鉄工所(青田)、(有)宮田モータース(後平井)、保育事業『マザープラネット』、(有)綱木工業(芝崎)、セレモニーホール天翔(初石、南流山) 順不同

 

 

 

 


おとえんとうじオリジナルTシャツ

お父さんが着たくなる!
おとえんとうじ オリジナルTシャツ

サイズS・M・L・XL 各2,500円

色はカーキ

袖に『おとえん』のマークが入ります

 

【正面デザイン】

おとえんの「えん」、円東寺の「円」、盆の「円」
盆踊りは輪になって踊るので「輪」
ということから、○をモチーフに。
○は、おとえんが使っているターンテーブルを、
また、中央の波は音の振動を意味します。
また、「えん」は「縁」にもつながり、
みんなの歯車が合わさって、
縁で繋がり輪が広がる事を願うデザインです。

文字とデザインくりはらまさこさん
「寺」の字は円東寺住職

 

【背面デザイン】

右から順に
小久保明美さんの「乙女ちゃん」
ノグチノブコさんの「みりんちゃん」
三條栄子さんの「幸之助くん」
わたべ仁美さんの「PRINCOちゃん」

文字とデザインくりはらまさこさん

絶賛申し込み受付中

サイズによっては若干の在庫がございます。こっそりお問い合わせください(令和3年8月1日現在)