諸仏・諸堂

ご本尊

大日如来(金剛界坐像・江戸時代)

その他、地蔵菩薩坐像(推定・戦国時代)、薬師如来坐像、不動明王立像、弘法大師像、興教大師(いずれも江戸時代)などをお祀りしております


流山指定文化財

◆石造十二神将(江戸時代)


十二神将とは
十二神将は、薬師如来やそれを信仰する人を守る善神です。薬師如来の十二大願に応じて、それぞれが昼夜の十二の時、十二の月、または十二の方角を守るとされ、十二支が配当されています。仏像としては、奈良県の新薬師寺の等身大・十二神将像などが有名です

円東寺の十二神将
十二神将は甲冑を着けた武将の姿で表され、いかめしい表情のものがほとんどです。ところが、円東寺のものは、体型も表情も丸みをおびた愛らしい形にディフォルメされており、歴史ある仏像としては全国でも大変珍しいものです。

さらに、屋内に安置されていたため、当時の彩色(赤、黒、白)がうかがえる点、背中にこの地を開いた寄進者たちの名前が彫られ、子孫が追える点などでも、貴重な石像とされます。像高は台座も含め、いずれも約50㎝です

平成20年から21年にかけて、流山市教育委員会と昭和女子大学人間文化学部 歴史文化学科 文化財学研究室のご協力により、大規模な修復と調査がなされました


CEO

右から 尊名(読み):持物:干支

毘羯羅大将(びから):鉾(三鈷):子

招杜羅大将(しょうとら):太刀:丑

真達羅大将(しんだら):宝珠:寅

右から 尊名(読み):持物:干支

真虎羅大将(まこら):斧:卯

波夷羅大将(はいら):弓:辰

因達羅大将(いんだら):鉾:巳

右から 尊名(読み):持物:干支

珊底羅大将(さんちら):法螺貝(欠損):午

頞儞羅大将(あにら):矢:未

安底羅大将(あんちら):宝珠:申

右から 尊名(読み):持物:干支

迷企羅大将(めきら):三鈷(独鈷):酉

伐折羅大将(ばさら):劔:戌

宮毘羅大将(くびら):太刀:亥


※経典により、読みや干支の割り当てが若干異なります

※拝観希望の方は事前にご連絡ください


流山立木観音

〇完成前の観音像

 

〇御開帳時のみ、堂内拝観可。普段は御堂の正面から窓越しにご参拝ください

流山立木観音御開帳は、毎年3月11日14時から15時です。

東日本大震災発生の14:46に黙祷をする関係で、胎内巡り受付は14時30分で終了させていただきます。


造立の記録


特設ページ「観音堂建設勧進」


六地蔵と十九夜塔

 かつて、人々は月の満ち欠けが生命力に深いかかわりをもつと信じて、特定の月齢の夜、人々が集まって月の出るのを待ち、祀りました。これを月待といいます。江戸時代初め、今からおよそ350年前には下総国葛飾郡小金領市野谷村(現在の流山市市野谷とおおたかの森西、南の一部)にも十九夜念佛講という月待講がありました。如意輪観音様をご本尊として念佛を唱え、子宝成就と安産祈願をしていたと思われます

 やがて延宝5年(1677)、当時の十九夜講メンバー50人が願主となり造立されたのが、現在、地蔵堂の中央に祀られる十九夜塔(如意輪観音様)です

 時がたって、享保8年(1723)6月24日に染谷兵右ヱ門さんという方が、圓月自観信士の供養のために地蔵菩薩の石立像を建立します(向かって一番右の像)。その2年後の享保十乙巳年(1725)三月吉日、市野谷の女仲23名がお金を出し合って、地蔵菩薩五体を建立し、晴れて六地蔵となったようです。そして、そのお地蔵さんとともに、十九夜講(別名・子安講)で出産と育児の安全を願ってきた如意輪観音様をあたかも中尊として、一つ屋根の下にお祀りしてきたと推し量られます

 昔は、子どもが成人するまで育つのは今と比べ物にならないくらい難しく、円東寺の過去帳を見ても、亡くなった子どもの戒名がたくさん書かれています。23名の女性たちは、お地蔵さんと観音さまに手を合わせ、亡くなった赤ちゃんや子どもたちの成仏を祈り、村に暮らす子どもたちの笑顔と健康を祈ったことでしょう

 どうぞ皆様も前をお通りの際は合掌礼拝をお願いいたします


如意輪観音さまご真言:オン ハンドマ シンダマニ ジンバラ ウン

地蔵菩薩さまご真言:オン カーカーカ ビサンマエイ ソワカ


【お地蔵さんの帽子や、よだれかけを奉納くださる方へ】

お地蔵さんの頭回りはまちまちで32~40センチですので、伸縮性のある素材、もしくはゴムひもを入れるなどの工夫が必要です。帽子の深さは5,6センチです。あまり大きいとお顔がすっぽり隠れて銀行強盗のようになってしまうのでご注意を

よだれかけ(スタイ、あぶちゃん)の大きさはあまり気にしなくて大丈夫ですが、首の後ろで結べるひもがあると安心です

 


「お地蔵さん300歳だよ生誕祭」

特設ページ「お地蔵さん300歳だよ生誕祭」