はなまつり

おしゃかさまのたんじょうび

 仏教(ぶっきょう)をひらかれた“おしゃかさま”は今からおよそ2500年まえのインドで4月8日におうまれになりました

 お父さまはスッドーダナ王、お母さまはお妃さま(おきさきさま)でマーヤーさまとおっしゃいます。おしゃかさまはもともとは王子さまだったのです

 おしゃかさまはルンビニーというばしょのお花畑でおうまれになりました。そのときに空から甘~い雨がふってきたといわれています。そこで、4月8日のおたんじょうびには、はなまつりというお祝いをして、おしゃかさまのお像(ぞう)に甘茶(あまちゃ)をおかけするのです

 えんとうじでは毎年(まいとし)4月8日の午後3時から、このおまつりを行います。おやつやおみやげがありますので、みなさんそろってあそびにきてください

 だけど…、いい子しかきてはいけません!「いい子」とは「どういう子」なのか、おうちの方とお話をしてからきてくださいね


円東寺はなまつりの様子

(写真は平成19,20年のものです。おしょうさんも若いね^^;)

 えんとうじのおしょうさんが、いい子になるためのお話をしてます。いい子は大きくなってもでんしゃの中でお化粧(けしょう)をしません

 みんなでおやつをたべましょう。おうちにもってかえってもいいですよ。いい子はゆずりあってすわります

 この年(平成19年)は、かさまわしのお兄さんがみえました。かさの上で“マス”をまわしています。いい子は、はくしゅをわすれません

おしょうさんのそっくりさんがマジックをしました。こえやギャグまでそっくりです。いい子は人のしっぱいをわらいません

 広間の飾りやプレゼントのバルーンは、おしょうさんが前の晩にひとりぼっちで泣きながら作っています

 

 

 


当日の流れ

この案内をご覧になっている方、子どもも大人もどなたでも大歓迎。参加費は無料です。皆さんであそびにいらしてくださいね!

毎年4月8日の午後3時から(4時くらいまで)

1,法話(小学生向け10分程度)
2,おやつ
3,マジックショー(小学生向け20分程度)

 帰りにバルーンと、きれいなお花の苗のプレゼントがございます

 境内の駐車スペースには限りがございますので、お近くの方はなるべく徒歩か自転車でお越しください

 

おうちのかたへ

諸人よ 思い知れかし 己が身の 誕生の日は 母苦難の日

 これは詠み人知らずの古歌です

・人が誕生するとはどういうことなのか?

・あなたがこの世に生まれ、今日も元気で生きている、それは一体どのようなことなのか?

・何で命は尊いのか?

 4月8日をこのようなことを家族で話し合うきっかけの日にしていただこうと考えております。ご賛同くださる方、いっしょに楽しく広めちゃいましょう!

 小学生以上の子どもさんには親が付きそう必要はございませんが、お寺の周りの道は交通量がおおいので、くれぐれも車に気を付けて遊びに行くよう、注意を促してください

 


はなまつりに文房具を

 保護者の皆様への提案です。はなまつりの日(4月8日)にお子様に文房具を贈りませんか?できたら長く使えるもの、例えば万年筆、あるいは封筒と便箋などはいかがでしょうか

 かつて、お寺とは学びの場所でした。全てのお寺(宗派)はお釈迦様の教えに基づいております。その一つが、「明るい明日の為に、今日良い種を蒔く」というものです。すぐに消えてなくなる使い捨てのものではなく、永く残る「種」として、お子様に「本物」の文房具をプレゼントし、「道具」の大切さ、学ぶことの楽しさ、そして、家族がいることの幸せを伝えましょう

 なお、はなまつりにカレーを食べよう!(おしゃかさまはインドの方だったから)、はなまつりにホットケーキを食べよう!(仏ケーキ→ほっとけーき、というダジャレ)という提唱もあります。

とりあえず、みんなでおいしいものをいただきましょう!