DEATH CAFE
DEATH CAFE(デスカフェ)~お寺で死について語ってみませんか
memento mori(メメント・モリ)という言葉をご存知でしょうか。これは、ラテン語で「自分が必ず死ぬことを 忘れるな」という意味の警句です。
私たちの死亡率は100%であるにも関わらず、就職、結婚、病気などに比べ、そのことについて、オープンに話をすることが、どこかはばかられる雰囲気があります。ぜひ一度、ざっくばらんに ❝死❞ について語ってみませんか?
念のため申し添えると、悩み相談や、自身の哲学を押し付け合う会ではありません。あくまでも明るく楽しく話をするのが、デスカフェ(DEATH CAFE)ゴールドブレンドの目的です。いろいろな方の死生観を聴くことにより、自身の考えもまた、深みを増すことでしょう。
開催概要
主 催 : 円東寺(えんとうじ)
日 時 : 平成30年10月14日(日)14時(~17時) 開場13時半
会 場 : 真言宗豊山派 円東寺 (千葉県 流山市 市野谷563-1)
『流山おおたかの森』駅 徒歩13分 駐車場有
参加費 : 500円 茶菓代・資料代として
参加申込 : 準備の都合上、事前にお申し込みいただいております
参加資格 : 死について明るく語ってみたい、笑いながら聞いてみたい方ならどなたでも
定 員 : 20名程度
会の流れ
グループに分かれて、「死ってなんだろう?」「どうやって死にたい?」「死んだらどこへ行く?」などに対し、それぞれの思いを自由に話す、茶話会をおこないます
当日は、会場内に死をモチーフにしたグッズ(彫紙アート、あみぐるみ等)の販売ブース、実際に自分が棺に入ってみる「納棺体験コーナー」(協力:三輪野山㈱内藤)などを設けます。
茶話会の最後には、二人一組になって、「私の弔辞作り」ワークショップを行います。あなたが人生の最後に、大切な人からもらうお手紙は、どんなものでしょうか?
当日の様子
本堂の窓や柱には100枚近くの偉人、著名人の死にまつわる名言格言が。そして、住職おススメの「あなたの死生観を揺さぶる絵本」コーナー。
20冊ほどの絵本の他に、廊下なども利用して、葬儀や死にまつわる書籍、マンガも多数。

納棺体験コーナー。皆さん、楽しんでました(^^)

おもしろかった質問ピックアップ
「これって、どっちの足から入るとか、決まりありますか?」
「いや、普通、自分からは入りませんので…」
「まさか、これ使い回しじゃあ、無いですよね?」
「そもそも毎回燃やしちゃいますんで、使い回せません…」

並行して広間では、今日のメインプログラムである「死んだらどうなる?」「死んだらどこへ行く?」などの意見交換をグループで行いました。「30分で班替え」を計4回。
たっぷり死生観について話した後は、「私の弔辞作りワークショップ」。2人一組になって、相手のこれまでの人生、これからの夢を聞き取り、相手への弔辞、つまり「人生でもらう最後の手紙」を作成します。お互いに読みあったあとは、作った弔辞をプレゼント。
終了後のアンケートには「涙が出ました」の声も。

終了後も、皆さん話し足りないようで、わいわいがやがやと盛り上がり、暗くなる頃にようやくお開きとなりました。お疲れ様でした~。